まず結論
EAはルールが同じでも、売買するたびに引かれるコストが違えば成績も変わります。 特に取引回数が多いEAほど、少しのコスト差が長期では大きな差になります。
- スプレッドが広いほど、売買を始めた瞬間に不利になります。
- 取引手数料が別でかかる口座では、バックテストより利益が減ります。
- ポジションを長く持つEAでは、スワップも結果に影響します。
- 注文のズレが大きいブローカーでは、予定より悪い価格で約定することがあります。
- 購入前に、自分のブローカー条件で試算することが重要です。
4つのコスト
| スプレッド | 買値と売値の差 | 見えにくいですが、売買するたびに最初から少し不利になります。 |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 別で引かれる費用 | 口座タイプによっては、1ロットごとに固定手数料がかかります。 |
| スワップ | 保有中の費用 | ポジションを持ち越すと、通貨ペアや方向によってプラスにもマイナスにもなります。 |
| 注文のズレ | 予定価格との差 | 相場が速い時、クリック/自動注文した価格と実際の約定価格がズレることがあります。 |
なぜ高回転EAほどコストが重要なのか
1回あたりの利益が小さくても、何度も売買して積み上げるEAでは、 1回ごとの小さなコストが何百回、何千回と積み重なります。 だから、見た目の勝率やグラフだけではなく、コストを引いた後に本当に利益が残るか を見る必要があります。
購入前に見るべき質問
- このEAは、どの通貨ペアで検証されていますか?
- 検証では、スプレッドをどのくらいで見ていますか?
- 取引手数料は別で入っていますか?
- スワップや保有時間の影響を見ていますか?
- 自分のブローカーで同じような条件になりますか?
- 条件が悪い時に、EAが新規売買を止める仕組みはありますか?
黒金での確認方法
黒金ページには、使いたいブローカー条件を入力して試算する場所があります。 まずは自分の開始資金、スプレッド、手数料、注文のズレを入れて、 数字がどのくらい変わるか確認してください。
もっと細かい前提は黒金の検証条件とコストの見方にまとめています。